VDIの課題をTrueOfficeはどのように克服しているのか

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TrueOfficeはどうやってVDI/DaaSの課題を克服しているのか?

コラム「シンクライアント・VDI/DaaS(デスクトップ仮想化)のデメリットやリスクとは?」で解説しましたように、VDIの課題には以下のようなものが挙げられます。 

  • 1ユーザーあたりのリソースが不十分で、パフォーマンスが悪い
  • ネットワークが不安定もしくはオフラインの状態では使用できない
  • システムの集約により単一障害点が発生しやすい
  • 初期導入コストやTCOが高く、用途に見合わない

持ち出しPC対策の実施や、社内PCのセキュリティ向上を図る際に、VDIのメリットは魅力的です。
しかし、このようなデメリットやリスクが障壁となって導入に踏み切れないケースが、実際には多いのではないでしょうか。

 

TrueOfficeはVDIとはまったく異なるアプローチを採用することで、VDIの課題を克服することに成功しました。
本コラムでは、その異なるアプローチの内容と、なぜそれがVDIの課題を克服することができるのかを解説します。

そもそもの目的はなんであったか?

VDIは画面転送と仮想デスクトップを組み合わせ、ほぼすべてのリソースをサーバー側に集約して遠隔利用します。
この方式こそがVDIのメリットの源泉ですが、同時にVDIの課題も生みだしています。

 

そこでEugrid社では、「そもそも企業ではどのような課題を解決したいのか?解決のポイントとなるのは何か?」という原点に立ち返り、従来の常識にとらわれない新しい解決策を模索しました。

 

主なVDIの導入目的をリストしてみましょう。 

  • 社内PCのセキュリティを高めたい
  • 持ち出しPCのセキュリティを確保し、積極的にモバイルワークを推進したい
  • PCの運用管理性を向上させたい(BCP/DR)

これらの目的は、一見すると関連性がなさそうです。
しかし、注意深く分析すると、いずれもユーザーのデータが軸になっていることが分かります。

  • 社内PCのセキュリティを高めたい
    • というと? -> PCの盗難や、USB・Android端末経由の情報漏洩を防ぎたい
  • 持ち出しPCのセキュリティと運用性を確保し、積極的なモバイルワークや自宅作業を推進したい
    • というと? -> PCの紛失・盗難による情報漏洩を防ぎ、その際のユーザーデータの消失も防ぎたい。会社側で従業員の保有データを把握しておきたい
  • PCの運用管理性を向上させたい(BCP/DR)
    • というと? -> 日常的なPCの故障や突然の災害によるユーザーデータの消失を防ぎたいユーザーデータへのアクセスを早期に回復させ、すぐに業務に復帰可能としたい。

 

 

つまり、ユーザーデータだけを集中的に保護・管理し、それ以外は通常のPCのように扱える環境があれば良いのではないか?
この発見と着想から、いままでの企業用PCプラットフォームにはなかった、まったく新しい仕組みを開発することに成功しました。
それが、TrueOfficeに採用されているEugrid社独自のハイブリッドアーキテクチャーなのです。

ハイブリッドアーキテクチャー

VDIに代表される従来のサーバー集約型のシンクライアントとは異なり、TrueOfficeは積極的に手元のPCを活用しつつ、同様のメリットを実現しています。
これを可能としているのが、TrueOfficeが採用するEugrid社独自のハイブリッドアーキテクチャーです。

"ユーザーのデータ(デスクトップのファイルなど)を端末のディスクではなくサーバーに置き、OSやアプリケーションの処理はすべて端末で行う。"

このシンプルな発想によって、企業用PCプラットフォームに必要な複数のメリットを、ほとんどデメリットなしで実現することができました。

 

 

 

VDIの課題をクリアできているか?

ここで、冒頭で提示したVDIの課題を改めて確認してみましょう。
ハイブリッドアーキテクチャのTrueOfficeが、これらVDIの課題にどう効果があるかを見ていきます。 

  • 1ユーザーあたりのリソースが不十分で、パフォーマンスが悪い
    • TrueOfficeなら? -> ユーザーデータ保存以外の処理はすべて手元のPCが行う。CPUやRAMなどのハードウェアは専有することが可能であり、アプリケーションの動作は通常のPCと遜色なし
  • ネットワークが不安定もしくはオフラインの状態では使用できない
    • TrueOfficeなら? -> ネットワークが必要になるのはユーザーデータの同期時のみ。一度同期したファイルであれば、通常のスタンドアロンPCと同様に完全オフライン時も利用可能
  • システムの集約により単一障害点が発生しやすい
    • TrueOfficeなら? -> ユーザーデータ以外のリソースはすべて手元のPCにある、分散コンピューティング環境となっている。そのため、サーバーが停止したとしても、すべてのTrueOfficeクライアントPCが全台業務停止にはならない
  • 初期導入コストやTCOが高く、用途に見合わない
    • TrueOfficeなら? -> ハイブリッドアーキテクチャのシンプルな構成がサーバー側の投資を最小限に抑制。巨大な仮想デスクトップ用サーバーや、VDAライセンスなどは不要。クライアントもごく普通のPCにクライアントソフトウェアをインストールするだけで利用可能。

原点にある本質的な課題を見直し、ユーザーデータを軸に発想を広げたTrueOfficeのハイブリッドアーキテクチャは、VDI並みのメリット実現だけでなく、VDI固有のデメリットやリスクも解消することに成功しています。

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